安全衛生推進委員会(2024年度第5回:月別安全教育、KYTテスト)
2024.09.17
9月17日に安全衛生推進委員会(2024年度第5回)を本社会議室にて開催致しました。
今月はドライバー教育として「飲酒運転撲滅」を取り上げました。
死亡事故などの重大事故に直結する「飲酒運転」はいまだにあとを絶たず、令和6年度中の飲酒運転による交通事故は増加傾向、飲酒運転の検挙件数も増加傾向にあります。
酒酔い、酒気帯びなどの飲酒運転はきわめて悪質・危険な犯罪行為であり、ドライバー本人や同乗者等が厳しく罰せられるだけではなく、万一事故を起こせば、被害者やその家族の人生を大きく狂わせる結果を招くことになりかねません。
飲酒運転の原因の一つがドライバー自身の過信や油断です。「事故を起こさない自信があった」、「飲んだお酒の量が少ないので大丈夫だと思った」、「目的地が近かった」など、安易な理由から飲酒運転に及んでいます。
飲酒時には、安全運転に必要な情報処理能力、注意力、判断力などが低下している状態になるので、お酒を飲んだら絶対に車を運転しない。プロドライバーとしても、人としても当たり前のルールを守って運行すること。
物流の主役を担うプロドライバーが飲酒運転をすることは、絶対にあってはならないことです。
また、KYTテストを「雨の降り始めの走行」を題材として実施しました。 雨の降り始めは、路面のゴミや油分が浮き上がりタイヤの摩擦抵抗が少なくなるため滑りやすくなります。また、突然の雨で歩行者が慌てて、突然飛び出してくる可能性もあります。天候の急変時にはいつも以上に安全運転を心掛けることが重要です。
9月21日~30日の期間で、秋の交通安全運動が実施されます。思いやりと安全運転で、無事故を目標として努力していきたいと思います。