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安全衛生推進委員会(2020年度第12回:ヒヤリ・ハット報告、安全教育)

4月13日に安全衛生推進委員会(2020年度第12回)を本社会議室にて開催致しました。

 

今月はヒヤリ・ハット報告として、ドライバーから実際に経験したヒヤリ・ハットを提出してもらいました。

 ・夜間街頭がない道路を走行中、歩行者が歩いていて歩行者も反射材等着けてなかったので、気づくのが遅くなり接触しそうになってヒヤッとした。

 ・高速道路で追い越し車線から車が急に車線変更し、自車の前を横ぎり出口の方に行った。

 ・高速道路で自車が走行中、2t車が方向指示器もつけずに急ハンドルで車線変更してきた。

 ・高速道路を走行中、鹿の飛び出しがありヒヤッとした。

今回のヒヤリ・ハットでは高速道路での急な車線変更が多かったようです。

危険回避対策として、

 ⅰ)周りの車に常に注意を払い、車間距離を十分にとる。

 ⅱ)近くを走ってる車が急に車線変更するかもしれないという危険予知をしながら運転する。

 ⅲ)夜間走行中は、対向車がいない場合は、ハイビームを有効活用し事故防止に努める。

などが考えられます。

「かもしれない運転」で危険回避が重要です。

 

安全教育として、「居眠り防止対策」取り上げました。

高速道路におけるアンケート調査によると、「眠くなった経験がある」ドライバーが8割程度います。

眠気や居眠りにより「事故を起こした」ドライバーは1%ですが、事故に至らないまでも「ヒヤリとした」経験があるドライバーは全体の約半数を占めているとのことです。

走行中の眠気や居眠りは、運転から意識が遠のくため前方への注視が外れ、運転操作がおろそかになり事故を誘発する危険性があります。

居眠り対策として、

 ⅰ)眠気がある時は15分~30分以内の仮眠をとる。

 ⅱ)カフェインを摂取したときは、眠気を抑える効果が表れ始める15分後に運転を再開する。

 ⅲ)長時間運転の時は、2時間ごとに休憩をとる。

 ⅳ)日頃から適当な睡眠時間をとり、身体を休める。

疲れや眠気を感じたら早めに適切な休憩・仮眠をとったり、軽い運動をすると効果的です。

 

以上の資料をドライバー控室に掲示し、注意喚起を行いました。

 

今年度は新型コロナウィルスの影響で、毎年実施している安全講習会が開催出来ませんでした。

そのような状況で少しでも事故を減らそうと努力してきましたが、前年から1件減とほぼ同じ事故数となってしまいました。

4月6日(火)~4月15日(木)の期間で春の交通安全運動が実施されます。

期間中もさることながら、今年度通して無事故達成の意気込みで安全活動に取り組んでいきたいと思います。

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