安全衛生推進委員会(2024年度第12回:月別安全重点項目教育、ヒヤリ・ハット報告)
2025.04.16
4月15日に安全衛生推進委員会(2024年度第12回)を本社にて開催いたしました。
今月は月別安全重点項目教育として、「健康管理の重要性」を取り上げました。
健康起因事故の多くは生活習慣や就労環境の悪化などから始まり、健康が悪化して病気となり、
それが運転中に発症して事故に至るというプロセスをたどると考えられる。
ⅰ)SASや薬の服用による眠気が運転に与える影響
ⅱ)脳血管疾患が運転に与える影響
ⅲ)心臓疾患や大血管疾患が運転に与える影響
ⅳ)健康管理のポイント
疾病が交通事故の要因となることを理解し、日々の生活習慣を見直したりして予防する。
体の不調を感じたら、そのまま放置せずに医療機関で検査を受け、早期発見・早期治療を
心がけること。
今月はドライバーにヒヤリ・ハット報告をお願いしたところ、2件の報告がありました。
ⅰ)パーキングエリアを出発時、左側をミラーで確認した時は他車に気づかなかったが、
急に左側から乗用車が飛び出してきた。
ⅱ)高速道路走行時、事前に故障車有りのサインはあったが、漫然運転により故障車に
気付くのが遅れた。
今回のヒヤリ・ハットは、漫然運転や急な自動車の飛び出しによるものだった。
対策として以下の4点が挙げられる。
ⅰ)周囲の状況に注意を払い、「接触するかもしれない」「人や自動車がでてくるかもしれない」と
いった「かもしれない運転」を心掛ける。
ⅱ)歩行者は急に横断したり、危険な行動をとることがあるので、視界の悪い場所を通る時は
十分注意し徐行する。
ⅲ)高速道路など単調な道では集中力が低下して漫然運転になりやすいので、休憩を適度にとり、
気分をリフレッシュする。
ⅳ)運行がある前にはしっかり睡眠をとり体調を整える事も大切。
提出されたヒヤリ・ハットはドライバー控室掲示板に掲示し、周知と注意喚起を行いました。
2024年度は物損事故1件のみと、前年度に比べ大幅な事故件数減を達成しました。
これもひとえに、ドライバーと従業員の日々の努力の賜物だと思います。
来年度は事故件数0を達成したいと思います。